D.C.Ⅲ P.S. ~ダ・カーポⅢ プラスストーリー~
全てのトロフィーを獲得した
グラウンドの隅に連れて来られた俺は、葵ちゃんからこの世界がループしていることと、それを解除して欲しいという話を聞かされた。 前の世界の俺に言われて、俺を信じてまっすぐな目を向けてくる葵ちゃん。 そんな姿を見た俺は葵ちゃんを信じることにした。
リッカさんは最後に、もう一度だけ世界がループして全てを忘れてスタートするということを明かした。 そこは霧も晴れ、葵の身体に禁呪の刻印もなく、さくらもいない本来の世界。 リッカさんは、桜の魔法が発動すると同時に皆の記憶を桜の中に閉じこめる魔法をかけた。 みんなの記憶を呼び戻す魔法の言葉は、『桜が咲いたら、約束のあの場所でお花見をしようね!』。
俺たちは枯れない桜の元へ集まって花見をしていた。 立夏さんやるる姉たちと盛り上がりつつ、さくらから説明を受けていると、自分の未来がちょっと気になった。 そんな俺たちを見ながら、さくらは、大切なのはこれからでじっくり未来を選んでいけばいいんじゃないかな?と言うのだった。
未来がどうなるのかは、誰にもわからない。 でも、決して消え去ることなく未来は続いていくのだ。 未来は、俺たちの手の中で輝いていた。
全てのシナリオを読んだ
全てのBGMを聴いた
全てのCGを見た
空からひらひらと雪が舞い落ちてきた。 その舞い散る雪の中、リッカさんは『私と恋人になりなさい』と言った。 もちろん、俺に異存はない。リッカさんのことが好きだとはっきり答えた。 こうして俺たちは恋人同士になったのだった。
生徒会室から出た俺は、姫乃との待ち合わせ場所に行くと、色々な場所を見て回った。 そうして、ふたりだけの時間を過ごしながら、俺はこの笑顔を守らなくちゃいけないと、改めて誓うのだった。
クリスマスパーティーの帰り道、白い粉雪が舞い散る中歩いていると、シャルルさんは手編みのマフラーをプレゼントしてくれた。 俺たちはしばらく身体を寄せ合うと、舞い落ちる粉雪を眺めるのだった。
サラの実家から来た手紙には、サラへの過度な期待が綴られていた。 その期待に応えようと努力をしていても、どうしても不安を感じることもある。 これからは俺を頼ってもいいか?と聞いてくれたサラに、俺は、もちろん頼ってくれた方がうれしいと言うのだった。
リッカさんは年齢を維持する魔法を使うのをやめた。 俺と一緒に成長し、老いていく道を選んでくれたんだと俺は信じている。 うれしそうに俺が出した饅頭を食べるリッカさんを見ながら、俺はリッカさんと幸せな家庭を築こうと思うのだった。
俺は今度の帰省の時にお父さんに俺たちのことを報告しようと決めている。 何と言われるか、今から緊張するという俺に、姫乃は大丈夫だと言うのだった。 そんな姫乃の顔は本当に幸せそうで、俺は姫乃のためなら何でもしようと覚悟するのだった。
隣にいるシャルルさんから、何か欲しいものは無いか聞かれた。 すると、シャルルさんの手の中に、三つの親子トナカイのぬいぐるみが現れた。 恥ずかしがるシャルルさんだけど、将来こうなった時に生まれる子供の名前を聞いてきた。 『もちろん、男の子なら……』。
今日は2月14日。 サラから俺のお父さんとサラの両親が日本で会う手はずを進めていることを知った。 俺は俺たちの交際が順調に進んでいることを喜びながら、サラからチョコレートよりも甘い言葉を受け取るのだった。
俺は夢を見ているようだった。 それも……この感覚、これは他人の夢だ。 でも、珍しいことじゃない。 これも俺の魔法の力のひとつだから。
クリスマスパーティーを葵ちゃんと過ごす約束をしていたけど、葵ちゃんはバイト上がりに過労で倒れてしまった。 葵ちゃんの部屋へと連れて帰り、起きた葵ちゃんと一緒に雑炊を食べると、ふたりっきりのイヴの夜を過ごすのだった。 そして、魔法でヤドリギを引き寄せると、そっと口づけを交わした。
自分が死んでしまう未来を見たという葵ちゃん。 でも、死にたくないと思った葵ちゃんは、未来が来ないようにしようと考えたらしい。 俺はそんな葵ちゃんに、一緒に前に進もう、生きるためにこの魔法を終わりにしようと言った。 ループ世界を止める決心をした葵ちゃんを俺はしっかり抱きしめると、絶対に葵ちゃんを後悔させないと誓うのだった。
『枯れない桜に願うと何でも願いが叶う』 姫乃が言った噂話を試すために、みんなで目を閉じて願った結果── ──なんと、枯れない桜は復活したのだった。
日はすでに沈み、月明かりに照らされた桜の木の下には、ひとりの女の人がいた。 彼女は自己紹介をする前に、昔話を聞いて欲しいと言い、魔法を使って見せる。 俺たちは、彼女の話を聴こうとみんな耳を傾けるのだった。
俺たちは、リッカさんの指示に従って、跳ね橋をあげるイメージをリッカさんに伝えていく。 そして、リッカさんが右手を突き出すと、跳ね橋がゆっくり上がっていった。 これで任務完了かと思ったら、掃除の続きはやらないといけないらしい……。
熱で動けないから休んでいる姫乃は遠慮がちに和菓子が欲しいと言った。 俺は、魔法でなんとかしてみる決意をする。 そして、なんとか姫乃のリクエストした桜餅を手の平に出すことに成功した。
任務完了後、園長から直々に今回の活躍について表彰をされてしまった。 しかも、春には女王陛下から名誉ナイトの称号が授けられることとなった。 クラスメイトのみんなやリッカさんに誉められ、こうやって人の役に立つのも悪くないと思うのだった。
リッカさんが発表した当選者は、俺の名前だった。 クラスメイトから次々と祝福されるうちに俺は嬉しいというよりも何だか混乱していた。 その気持ちのまま、生徒会の面々に招き寄せられると壇上で、抱負を語るのだった。

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